汗の臭い対策




■臭う原因は「エクリン腺」の方かも

●まず、汗になる水分はどこから来るんでしょうか?

実は、血管の中に流れる血が、汗になるんです。

汗が必要になると、血管から水分が抽出されて、汗腺を経由して皮膚の表面に現れます。

元々血液ですから、汗になる予定の水分の中には栄養素が多く含まれています。

けれども、汗から栄養が流れ出していってはマズいですよね。そのため、汗として分泌される前に栄養素を体内に戻す仕組みが働いています。

●エクリン腺の機能低下が、汗の成分を変えてしまう?

汗になる前に体に栄養を戻す仕組みは、エクリン腺が担っています。

ところが、このエクリン腺がうまく働かないと、栄養素を体内に戻す働きも衰え、汗に含まれる成分が多くなります。

つまり、ほとんど水だったはずの汗が、色々な成分を含むようになるため、臭いも強くなってしまうんですね。

■エクリン腺の機能低下は何故起こる?

エクリン腺の働きが弱まってしまう理由は、人間の体質の変化にあります。

最近は、エアコンが普及して夏も汗をかく機会が減ってきましたよね。

他にも、車を使ったりそもそも出掛けなくなったりと、現代人はあまり運動をしなくなってきています。

運動不足で新陳代謝が悪くなって汗をかく機会が減ると、汗腺は弱ってきます。

結果、汗の臭いはどんどん強くなってしまいます。

■「臭う汗」から「臭わない汗」へ! 改善方法は?

本来汗は臭わないものですから、体質を改善して汗腺機能を正常に戻すことで、汗の臭いは改善できます。ここからは、オススメの対処法をご紹介しますね。

【臭い汗をかく体質の改善方法】

  • 適度に運動する
  • 汗腺に刺激を与える
  • エアコンに頼るのはほどほどに

この3つを守ることが大事です。

(1) 適度に運動する

運動不足は、汗腺を弱らせます。

週3回以上、20~30分程度の軽い運動をしてみましょう。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がおすすめです!

ただし、頑張りすぎてストレスを溜めても良くないので、体と心に負担が掛からない程度の運動から始めてみてくださいね。

(2) 汗腺に刺激を与える

具体的には、「お風呂で体を温める」ことをオススメします。

両手両足をお湯に浸ける方法が効果的。

お風呂に入ったら、肘から先の手と指、膝から下の足裏までを湯船に入れて、しっかりと暖まりましょう。これで血流も良くなるので一石二鳥です。

お風呂に入ると人間は全身から汗をかきます。

40度くらいの熱めのお湯に15分ほど入って、汗が出てきたら少しお湯をぬるめにする。そんな形で入浴を楽しめるといいですね。

(3) エアコンに頼るのはほどほどに

夏の熱中症は本当に危険なのですが、体を冷やしすぎるのもよくありません。

体が冷えて自律神経が乱れると、発汗作用が正しく働かなくなります。

エアコンの温度はあまり低くしすぎず、ほどほどに設定しましょう。

■まとめ

今回は、ベタつく汗が臭う原因は「汗腺機能の低下」ということを解説しました。

汗が臭うから、汗をかかないようにする、ではなくて、適度に運動して敢えて汗をかくことで、汗が臭う体質は改善します。

ただ、臭い対策以外もそうですが、体質改善はすぐに効果が出るものではありません。あせらずじっくりと取り組むことが大切です。

それから、日常生活の中で、「急いでこの汗の臭いをなんとかしたい!」というときは、清潔なタオルなどで「汗をしっかり拭き取る」ことが、簡単で効果的な方法ですよ。

(Visited 8 times, 1 visits today)